歯科矯正は見た目を良くするだけではありません。
よく噛めるようになったり、虫歯や歯周病予防にも大きな効果が期待されます。
当院では矯正専門医の診療を月1回木曜日に行っております。

歯並びを整える!一般矯正と小児矯正の違いとは?

🔹 一般矯正(成人矯正)とは?

一般矯正(成人矯正) とは、永久歯が生えそろった 中学生~成人 を対象とした矯正治療です。
歯並びや噛み合わせを整え、見た目の改善だけでなく、むし歯や歯周病のリスクを減らすことも目的としています。

【主な治療方法】
1️⃣ ワイヤー矯正(マルチブラケット装置)
 ▶ 歯に金属や透明なブラケットを装着し、ワイヤーで歯を動かす方法。
 ▶ 幅広い症例に対応できる。
 ▶ 目立ちにくい「クリアブラケット」や「裏側矯正」も可能。

2️⃣ マウスピース矯正(インビザラインなど)
 ▶ 透明なマウスピースを装着し、徐々に歯を動かす方法。
 ▶ 目立ちにくく取り外し可能だが、適応できる症例に限りがある。

3️⃣ 部分矯正
 ▶ 気になる前歯など、一部の歯並びだけを矯正する方法。
 ▶ 治療期間が短く、費用も抑えられる。

🔹 小児矯正とは?

小児矯正(子どもの矯正) とは、乳歯と永久歯が混在する6歳~12歳ごろ(混合歯列期) に行う矯正治療です。
この時期に矯正をすることで、顎の成長をコントロールしながら、正しい噛み合わせや歯並びを誘導する ことができます。

【主な治療方法】
1️⃣ 床矯正(拡大装置)
 ▶ 顎の成長を促し、永久歯が生えるスペースを作る治療。
 ▶ 取り外し可能で負担が少ない。

2️⃣ 機能的矯正装置(FKO・バイオネーターなど)
 ▶ 顎の成長を利用しながら、上下の噛み合わせを整える治療。
 ▶ 特に受け口(反対咬合)や出っ歯(上顎前突)に効果的。

3️⃣ ブラケット矯正(永久歯が生えそろってから)
 ▶ 小児矯正を経て、必要に応じてワイヤー矯正を行うこともある。

🔹 一般矯正と小児矯正の違い

小児矯正 一般矯正
対象年齢 6歳~12歳 中学生~大人
目的 顎の成長をコントロールし、歯並びを整える 歯並び・噛み合わせを整える
装置 取り外し式の装置が多い ワイヤーやマウスピースなど
治療期間 1~3年(第一期治療) 1.5~3年
メリット 顎の成長を利用でき、抜歯の可能性を減らせる 成長が止まった後でも矯正できる
デメリット 長期間にわたることが多い 費用や見た目の問題がある

🔹 小児矯正を始めるタイミングは?

「うちの子の歯並び、大丈夫かな?」と気になる場合、早めに歯科医院で相談することが大切 です。
特に以下の症状が見られる場合は、小児矯正を検討しましょう。

✅ 受け口(反対咬合) → 3~5歳ごろから治療を検討
✅ 出っ歯(上顎前突) → 6歳~10歳ごろにチェック
✅ 歯がガタガタ(叢生) → 顎の成長に合わせて対応

🔹 矯正治療のメリットとデメリット

✅ 矯正のメリット
✅ 見た目がキレイになり、自信が持てる!
✅ むし歯・歯周病のリスクが減る!
✅ 正しい噛み合わせで、食事や発音が改善!

❌ 矯正のデメリット
❌ 治療期間が長い(1.5~3年)
❌ 装置による違和感がある
❌ 保険適用外で、費用がかかる

🔹 まとめ|矯正治療を始めるなら、まずは歯科医院へ!

歯並びを整えることで、見た目だけでなく、健康や生活の質も向上 します。
✔ 小児矯正は 顎の成長を利用できるため、早めの相談が重要!
✔ 一般矯正は 中学生以降でも治療可能なので、気になったらすぐ相談!

矯正治療を検討している方は、まずは歯科医院でカウンセリングを受けてみましょう!

☆当院ではマウスピース矯正を通常診療日に行っております!

マウスピース矯正についてはこちらをご覧ください。