こんにちは、冨安歯科クリニックです。
今回は、多くの方が経験したことのある症状「歯ぐきからの出血」についてお話しします。
❓ 歯みがき中に出血…よくあるけど、放っておいて大丈夫?
「強く磨きすぎたのかな?」
「疲れてるからかな?」
そう思って、そのままにしていませんか?
実は、歯ぐきからの出血は歯周病の初期サインであることが多く、放置は禁物です。
🧠 歯ぐきから血が出る主な原因
出血の原因には、いくつかのパターンがあります。
1. 歯周病のはじまり(歯肉炎)
歯と歯ぐきの間にプラークがたまると、歯ぐきに炎症が起きて出血しやすくなります。
この段階では痛みもなく、気づかないうちに進行することも。
2. 歯石や磨き残しによる炎症
歯みがきが不十分だったり、歯と歯の間に汚れが残ると、そこから炎症が広がります。
3. 歯ブラシが硬すぎる、力の入れすぎ
強く磨くことで、歯ぐきにキズがつき、出血を招くこともあります。
4. ホルモンバランスの変化(妊娠・思春期など)
女性はホルモンの影響で、歯ぐきが一時的に腫れやすくなることがあります。
🚨 出血を放っておくとどうなる?
初期の炎症(歯肉炎)であれば、丁寧な歯みがきとプロのケアで健康な状態に戻すことが可能です。
しかし放置してしまうと、
- 歯ぐきの腫れがひどくなる
- 歯を支える骨が溶けてしまう(歯周病の進行)
- 最終的には歯がグラグラして抜けてしまう
…といった状態に進んでしまうこともあります。
🪥 今日からできる出血対策
歯ぐきの健康を守るためには、日々のケアと定期的なチェックが大切です。
- やさしく、正しい力加減での歯みがき
- 歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間も清潔に
→ 歯周病リスクが高い方には、当院でクラプロックス歯間ブラシのサイズ測定を行っています - 歯科医院での定期的なクリーニング・歯石除去
「どんな歯ブラシがいい?」「力加減は?」「フロスの使い方がわからない…」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
👩⚕️ 冨安歯科クリニックのサポート
当院では、出血の原因を**唾液検査やプロービング(歯周ポケット検査)**などでしっかり把握し、
患者さまそれぞれに合ったケアのアドバイスをご提案しています。
「出血=ちょっとしたトラブル」ではなく、
「お口の健康を見直すきっかけ」として一緒にケアしていきましょう。
🏥 豊川市で歯ぐきの出血が気になる方へ
冨安歯科クリニックでは、痛みの少ない・削らない・抜かない治療を心がけながら、
お口全体の健康を守るサポートを行っています。
ちょっとした出血も、将来の大きなトラブルの前触れかもしれません。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください😊
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