こんにちは、冨安歯科クリニックです。
今日は「おやつとむし歯の関係」についてお話します。
「甘いものを食べるとむし歯になる」とはよく言われますが、実は “何を食べるか” だけでなく “どう食べるか” がとても大切なのをご存じですか?
むし歯ができる仕組み
お口の中では、食べ物や飲み物に含まれる糖をエサにして細菌が酸を作ります。
この酸が歯の表面(エナメル質)を溶かし続けることで、むし歯が進行していきます。
つまり、糖が口の中にある「時間」が長ければ長いほど、むし歯リスクは高くなるのです。
食べ方の工夫でリスクを下げる
- ダラダラ食べを避ける
少量でも、長時間ちょこちょこ食べ続けると歯が溶ける時間が長くなります。
→ おやつは時間を決めて食べるのがおすすめです。 - 飲み物にも注意
ジュースやスポーツドリンクを少しずつ飲み続けるのもリスク大。
→ 水やお茶を合間に飲むと中和を助けます。 - お口直しを意識する
おやつの後にキシリトールガムやチーズを食べると、唾液の分泌が促されて酸を中和してくれます。
子どものおやつタイムにおすすめの工夫
- 午後のおやつ時間を決める(例:15時〜15時半だけ)
- 甘いおやつの後は、水やお茶を飲む習慣をつける
- 就寝前はおやつを控える(夜は唾液が少なく、むし歯リスクが高い)
こうした小さな工夫で、お子さんの歯をむし歯から守ることができます。
まとめ
むし歯予防には「食べる内容」だけでなく、「食べ方」も大切です。
冨安歯科クリニックでは、食習慣のアドバイスやフッ素塗布などの予防処置も行っています。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください😊
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