「歯って毎日しっかりみがいていれば大丈夫!」と思っていませんか?
実は、毎日の 食べ物の選び方 が歯の健康にとても関係しています。
「この食べ物は歯にいい」「これはちょっと注意した方がいい」——
そんな目安を知っていると、普段の食生活がもっと歯にやさしいものになりますよ。
🟢 歯を強くする食べ物
- 牛乳やチーズ、ヨーグルト
カルシウムがたっぷりで、歯の材料になります。おやつにチーズを取り入れるのもおすすめ。 - 魚や卵
カルシウムと一緒に働いて歯を守ってくれるリンが入っています。 - きのこや鮭
ビタミンDが含まれていて、カルシウムの吸収をサポートしてくれます。 - 野菜や噛みごたえのある食品
よく噛むことで唾液がたくさん出て、口の中を自然にきれいにしてくれます。
🔴 歯を弱くしてしまう食べ物
- お菓子やジュース
虫歯菌が大喜びしてしまう砂糖がいっぱい。酸を作って歯を溶かしてしまいます。 - 炭酸飲料やスポーツドリンク
酸性度が高く、歯の表面を少しずつ溶かしてしまうことも。 - ちょこちょこ食べ
お口の中がずっと酸性のままになり、虫歯ができやすくなります。
🦷 ポイントは「食べ方次第」
「じゃあ甘いものはもう食べられないの?」と心配になるかもしれませんが、そんなことはありません。
- 甘いものは食後にまとめて食べる
- 食べた後はうがいや歯みがきでリセット
- よく噛んで唾液をしっかり出す
こうした工夫で、歯への負担をぐっと減らすことができます。
まとめ
歯を強くする食べ物・弱くする食べ物を知っておくと、普段の食事がちょっと違って見えてきます。
「食べたいものを我慢する」のではなく、食べ方を工夫して上手に付き合うことが大切です。
「虫歯になりやすい気がする」「食生活で歯を守りたい」と思ったら、ぜひ一度ご相談くださいね。
📚 参考・出典
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「食事と歯の健康」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-002.html - 公益財団法人 8020推進財団「8020運動」
https://www.8020zaidan.or.jp/
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